1.イントロダクション
あなたはこれまで夏の暑さを扇風機でしのいできたかもしれません。しかし、扇風機は直接風を当てるため、一部分だけが冷やされ、部屋全体の温度はさほど下がりません。また、長時間の運転により電気代が高額になることに頭を悩ませているかもしれません。また冬になると、エアコンの暖房で部屋全体を暖めようとしても、遠くの方まで暖かさが行き渡らず寒いままという経験をしたことはないでしょうか。
そんなあなたにオススメなのがサーキュレーターです。
サーキュレーターは部屋の空気を効率よく循環させ、冷暖房のムラを無くすことができます。そのため、一台あるだけで夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことが可能です。また、扇風機と比較しても省エネ性に優れ、電気代を節約することができます。
しかし、たくさんの種類があるサーキュレーターから自分に最適なものを見つけるのは難しそうですよね。静音性能は? どのくらいの範囲をカバーできるの? どのモデルが電気代を節約できるの?など、選ぶポイントが多くある中で、どの製品が自分のニーズに最も合っているのかを見極めることは容易なことではありません。
この記事では、サーキュレーターの選び方のポイントと、各種類の特徴について詳しく解説し商品選びの手助けをします。。自分のライフスタイルや要望に合った製品を選び、一年を通じて快適な生活空間を実現しましょう。
2.サーキュレーターと扇風機の電気代の違い
2-1.サーキュレータと扇風機の違い
扇風機とサーキュレーターの電気代の違いは、主にその運転方法と効率性によるものです。
扇風機は通常、直接人に風を送るために使用されます。
つまり、扇風機を使用するとき、強風を送る必要があります。扇風機は通常、大きなモーターを使用して大量の風を生成し、その結果、相対的に高い電力を消費します。
一方、サーキュレーターは空気を全体的に循環させることにより、冷暖房の効率を高める目的で設計されています。
サーキュレーターは、その設計上、同じ風量を提供しながらも低いエネルギーで運転することが可能です。したがって、一般的には、サーキュレーターは扇風機に比べて電力を大幅に節約することができます。
ただし、これは一般的な話であり、具体的な電気代は、それぞれの製品の消費電力、使用時間、電気料金などによって異なります。
そのため、購入時には製品の消費電力をチェックし、自分のライフスタイルに合った製品を選ぶことが重要です。
2-2.電気代の計算
DCモーターを使用したサーキュレーターの例として、消費電力25Wのケースを考えていきます。
1kWhあたりの平均電気代単価は、上記と同様に27円とします。
<DCモーターのサーキュレーターの1時間あたりの電気代目安>
25W÷1,000×27円/kWh=0.675円
上記の計算で1時間あたり約0.7円の電気代がかかることがわかります。1日8時間使用すると約5.4円、1ヵ月30日換算で約162円の電気代です。
扇風機の電気代は、風量によって変動します。ここでは、一般的な扇風機の風量を「強」で使用した場合の消費電力を、35Wとします。すると、1時間あたりの電気代は次のように計算できます。
35W÷1,000×27円/kWh=0.945円
扇風機の「強」は1時間あたり約0.9円の電気代です。サーキュレーターと同じように計算すると、1日8時間で約7.6円、1ヵ月30日換算で約227円の電気代がかかります。
つまり、サーキュレータの電気代は扇風機より安いということが言えます。
3.サーキュレーターの選び方
3-1.風量・適応畳数
サーキュレーターを選ぶ際、最も重要な要素が風量と適応畳数です。風量はその製品がどれだけ強力な風を送り出せるかを示し、適応畳数はその風量がどれくらいのスペースをカバーできるかを表します。
より大きな空間に効果的に空気を循環させるには、適応畳数の大きい製品を選びましょう。
3-2.羽の枚数・羽根径
羽の枚数と羽根径も風量に大きく関係します。一般的に、羽の枚数が多く、羽根径が大きいほど強い風を生み出せます。
しかしながら、大きすぎると場所を取るので、設置場所のスペースも考慮しながら選ぶと良いでしょう。
3-3.風量切替
同じ風量では、場面によっては強すぎたり弱すぎたりすることがあります。
風量切替機能がついていると、自分の好みや状況に応じて風量を調整でき、より快適に使用することが可能です。
3-4.首振り機能
サーキュレーターの中には首振り機能がついたものもあります。
これにより一定の方向だけでなく広範囲に風を送ることができ、より効率的に部屋全体の空気を循環させることが可能になります。
3-5.静音性
サーキュレーターは通常、長時間連続して使用されます。そのため、音が大きいと日常生活に支障をきたすことがあります。
特に夜間使用を考える場合、静音性が高い製品を選ぶと、快適な睡眠を妨げることなく使用することができます。
3-6.電気代
サーキュレーターは消費電力によって電気代が大きく変動します。エネルギー効率の良い製品を選ぶことで、長期的に見て経済的にも大きなメリットがあります。消費電力をチェックし、電気代を考慮に入れて選びましょう。
以上のポイントを参考に、自分のライフスタイルや住環境に合ったサーキュレーターを選ぶことが大切です。
4.比較表
商品名 | yy02 | PCF-CT152-W | xr-lrk02 | YAR-CD20ES |
---|---|---|---|---|
メーカー | モダンデコ | アイリスオーヤマ | 高昇 | 山善 |
ランキング | 1★★★★ | 2★★★☆ | 3★★☆☆ | 4★☆☆☆ |
価格 | ¥6,699 | ¥4,980 | ¥6,580 | ¥8,980 |
消費電力 | 18W | 34W | 22W | 18W |
電気代 (1カ月) |
¥116 | ¥220 | ¥142 | ¥116 |
適用畳数 | ー | 8畳 | 20畳 | 20畳 |
羽枚数 | 3枚 | 3枚 | 3枚 | 3枚 |
首振り設定 | 360°
左右(自動):約75° |
左右(自動):90°
上下(自動):0~75° |
左右(自動)80° 上下(自動)90° |
360°(自動)
左右(自動):約80° |
風量切替 | 10段階(微風~強風) ・リズム風・おやすみ |
3段階(静音・中・強) ・リズム風 |
6段階 | 8段階(静音モード含む) ・リズム風 |
静音性 | 29dB | 35dB | 30dB | ー |
5.ランキング
1位 モダンデコ yy02
モダンデコの「yy02」360°首振りサーキュレーターは、インテリアに馴染むデザインと高機能性を兼ね備えた扇風機です。360°の範囲で風を送り出すことができ、部屋全体の空気を効率よく循環させます。風量調節や自動OFFタイマー機能も搭載し、使いやすさを追求しています。
さらに、リモコン式で操作が可能なため、どこからでも簡単に操作できます。軽量でコンパクトな設計は、場所を選ばずに設置できる利点があります。また、液晶パネルとタッチパネルを採用しており、操作性と見た目の美しさを両立しています。さらに、1年保証付きで安心してご購入いただけます。この扇風機は、その機能性とデザイン性から、快適な生活空間を作り出すのに最適なアイテムです。
2位 アイリスオーヤマ PCF-CT152-W
アイリスオーヤマの「PCF-CT152-W」サーキュレーターは、上下左右に首振りが可能な高機能型の空調機器です。エアコンと併用することで、夏は涼しく冷気を部屋全体に、冬は暖かい空気を足元に送ります。
さらに、衣類乾燥モードを搭載しており、洗濯物の乾燥を早めることができます。3Dランダム送風機能により、左右・上下を同時に設定することで、ランダムに送風します。リモコン付きで、高い位置に置いても簡単に操作が可能です。また、前面のカバーが外せるため、お手入れも簡単です。このサーキュレーターは、空気循環から部屋干しまで、1年中使える便利なアイテムです。
3位 高昇 xr-lrk02
高昇の「xr-lrk02」サーキュレーターは、空気循環を高めるための高機能型扇風機です。DCモーターを採用し、上下左右に自動首振りすることができます。風量は3段階に調節可能で、軽量かつ小型ながらパワフルな送風を実現します。空気循環や換気、エアコンの冷暖効率向上、洗濯物の乾燥アップに活躍します。
また、イオン除菌機能とリモコン付きで、静音性も備えています。さらに、3枚羽根と6段階調節、20畳まで対応の自動OFFタイマー、アロマ対応といった特徴を持ち、お手入れも簡単です。おしゃれなデザインで、当日発送も可能なこのサーキュレーターは、快適な生活空間を作り出すのに最適なアイテムです。
4位 山善 YAR-CD20ES
山善の360°首振りDCサーキュレーターYAR-CD20ESは、その名の通り360°全方向に風を送り出すことが可能な高性能サーキュレーターです。その最大の特徴は、全分解が可能であること。これにより、従来の扇風機では難しかった羽根の裏側など、細部まで丁寧に掃除することができます。また、洗える設計なので、水洗いも可能です。これにより、いつでも清潔な風をお楽しみいただけます。
さらに、20畳までの広範囲をカバーすることができるため、リビングやオフィスなど、大空間でも効果的に空気を循環させることができます。このサーキュレーターは、快適な室内環境を作り出すための強力なパートナーとなるでしょう。
6.一押し商品
どの商品を購入するか迷っている人へ。購入するならモダンデコの「yy02」がおすすめです。その理由は、この製品がDCモーターを採用していることにあります。DCモーターはACモーターと比較して高効率で、同じ風量を提供しながらも低い電力で運転することが可能です。これにより、電気代を節約することができます。
さらに、この製品は360°の範囲で風を送り出すことができるため、部屋全体の空気を効率よく循環させることが可能です。これにより、エアコンの効率を上げ、さらに電気代を節約することができます。
また、風量調節や自動OFFタイマー機能も搭載しているため、必要な時だけ適切な風量で運転することができます。これにより、無駄な電力消費を抑えることができます。
デザイン性と機能性を兼ね備え、さらに電気代も節約できるモダンデコの「yy02」360°首振りサーキュレーターは、どの商品を購入するか迷っている方にとって、最適な選択となるでしょう。